2008年06月17日
チンケな人間はやっつけちゃおう!「デス・プルーフ」

「デス・プルーフ in グラインドハウス」
監督・脚本・撮影:クエンティン・タランティーノ
出演:カート・ラッセル/ロザリオ・ドーソン/トレイシー・トムズ/ゾーイ・ベル ほか
ちなみに2007年のマイ・ベストワンムービー。
今でも1週間レンタルで3回見れちゃうぐらい、
楽しい爽快なバカ映画!
老いぼれインポテンツのスタントマン・マイクが
セックスの代替に車でばんばん女の子を殺してたのが、
ある日とんでもない女の子たちに出くわしちゃうという話。
とにかく、
これ以上ラストがソーゼツにソーカイな映画があったら教えてほしい!
映画館でガッツポーズどころか、叫んだことはありますか?
ってくらいキモチイイ、スカイハイムービー!
とにかくラストぎりぎりまで観客の心をワシ掴みにする、
ハイテンションなだけでない、巧みな脚本と演出、
そして自ら撮影監督したその完璧なカメラワークがすばらしいのです。
この映画をもって、タランティーノに天才を超える呼び名を与えたい!
好きなシーンを2、3。
まずは2組目の女たちの食事シーン。
女たちにガッツガツ食わせながら喋らせ、
その喋ってる女たちの周りをぐるぐる回りながら、
喋ってるその顔を逆回転したり、手前の人をのけぞらせたりさせて
100%フォローしている。
もちろんワンカットで。
喋りっぱなし、カメラ回りっぱなしで7分17秒。
さらにはそこに一人、演技経験がまったくない
スタントウーマンがいるんだからなおびっくり!
その演出力たるや、おそるべし!
それと前半見せ場のラップ(?)ダンス。
ピッチピチのTシャツとホットパンツから覗く
むっちむちボディが艶かしく揺れ動くさまを、
こうとしか撮れないっていうくらい
リズムもアングルも構図もバッチリに撮ってる。
女の私が観てもお尻をひっぱたきたくなる。
それから女の子たちがヤラレちゃうシーン。
殺人までの序章を最高に盛り上げてくれる音楽。
それを目撃する私たちの鼓動を最高潮にしたところで、
思わずのけぞるほど肉肉しくグロイ殺人シーン。
こういうもってイキ方、ホントにタランティーノは天才だ。
あと、後半のカーチェイスのシーンも迫力があって楽しいのだけど、
今回新たに気付いたことがあったので小さいことだけど付け加えます。
カーチェイスが始まる前に、あることを企む二人が
作戦会議みたいにしてしゃがみ込んで話すんだけど、
ここでカメラも同時にローアングルになる。
前回謎だったんだけれど、これはカーチェイスの前の
「クラウチングスタート」だと思った。
陸上で地面に手をついて低い姿勢からスタートする、それですね。
こんな細かいところにもアイデアがあるんだなあ、と感心。
と、まだまだ見どころは尽きないのだけれど、
とにかくオススメの一本です。特に女子には。
これでスカッとして、回し蹴りやカカト落としを喰らわせたい相手に
実際にそうしなくてすんだら幸いです。
八つ当たりで秋葉原で人殺しするようなチンケな人間になる前に「デス・プルーフ」を観よう!
なんつって。
しっかし、タランティーノって日頃どんな人なんだろう。
やっぱりファンキーな生活なのだろうか?(なんだそれ)
ちなみに、グラインドハウスのもう一つの作品「プラネット・テラー」では、
レイプしようとしてズボンを下げたらキンタ○がとろけ落ちてくるという
最高にお下劣な役をかって出ています。
タランティーノ、最高に変態な天才。好きです。
Posted by henry at 05:51│Comments(0)│TrackBack(0)
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